エネファームの省エネ性能と快適性の両立

 

省エネについての考察ですが、もともと大規模の発電所では、家庭をはじめとするいろいろな電気を使う場所のために、大量にまとめて電気をつくって、それを送電線を使って、遠く離れた場所に電気を届けています。

 

発電所で電気をつくる時にでも熱が同時に発生しますが、こうした熱エネルギーは遠くまで運ぶことはできないので、残念ながら捨てることになります。しかし、エネファームを設置している家なら、発電した時の熱をお湯として利用することができるので、確実に省エネであり、しかも送電ロスもありません。この結果、最初にあったエネルギーの80%以上を使えるようになっており、エネルギーを無駄なく有効活用できるという点では、相当に優れています。

 

また、エネファームを設置することによってCO2も大幅に減少させることができます。毎日の工夫した省エネももちろん大切ですが、効果を出すのは結構大変です。これがエネファームなら、生活はそのままでも省エネを実現できるわけです。

 

エネファームは、ガスを使って発電するので、その分、電力会社から購入する電力量は減少し、電気代をかなり抑えることができます。

 

もちろんガスの使用量は増えることになりますが、エネファームを使う家庭向けのお得なガス料金メニューがあり、一般のガス料金よりも増加額はかなり抑えることができるので、電気代とガス代のトータル光熱費は確実に節約することができます。